白内障とは
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白内障の症状
光は目の角膜と水晶体を通じて網膜に焦点を合わせ、網膜で電気的信号に変換され、視神経を経由して脳で認識されます。白内障は水晶体が濁ることで光の屈折が乱れて、像が正しく形成されなくなり、視力の低下や乱反射、ぼやけるなどの症状が出る病気です。進行が進むと、目の中心が白く見えることもあります。
院長はこれまで軽度から重度の白内障手術をさまざま経験して参りました。
当院では白内障の患者様に対して必要に応じて日帰り白内障手術を行っております。使用機器として日本アルコン社の白内障手術装置(センチュリオン)を使用しております。小さな傷口で痛みの少ない手術を行うことができます。手術時間は10~30分程度となっています。
診察は手術翌日、2日目は来院していただき経過が良好であれば翌週に診察させていただきます。その後は順次間隔を空け診察させていただきます。
白内障の見え方(買い物)
水晶体の濁りにより、視機能が低下します
白内障の原因
水晶体のタンパク質が加齢などに伴い、白く濁ることにより発症します。
白内障の主な症状
- 視界が全体的にかすむ、ぼやけて見えにくい
- 物が二重や三重に見える
- 強い光を見たときに、非常にまぶしく見える
- 暗いところが見えにくい
- 視力が低下する など
健康な目
中程度の白内障
白内障の種類
加齢性白内障
健康な水晶体は、透明なたんぱく質が水晶体嚢という透明な袋に入ったラクビーボールのような形をしています。年齢を重ねることで紫外線や赤外線に触れ、段々と酸化して濁るのが加齢性白内障です。
早い人は40歳頃から始まりますが、80歳を過ぎると殆どの人が白内障を発症します。
若年性白内障
年齢にかかわらず発症するのが若年性白内障です。アトピー性皮膚炎が目の周辺によってできたり他の目の病気から発症するものもあれば、糖尿病によって発症するケース、ステロイド薬や放射線治療によっても発症する場合があります。
白濁の進行が速く、早期の治療が必要です。
外傷性白内障
眼球に強い衝撃を受けた場合や、目に異物が飛び込み角膜を突き破って水晶体に傷を受けたことで発症する場合もあります。これが、外傷性白内障です。
外傷後すぐに発症する場合もあれば、受傷から10年以上経過して視力低下が発生するケースもあります。
先天性白内障
非常に稀ですが、遺伝子の異常や子宮内でのウィルス感染による影響で、生まれたときから水晶体が白濁しているケースがあります。
出生後に判明するケースや、お子様が成長する中で発症し病状が進行するケースもあります。
白内障の検査方法
白内障は早期発見が大事です。白内障の検査は、さまざまな機器を利用し正確に調べます。
視力・眼圧・屈折・眼底検査
基本的な検査である視力や眼圧・屈折の検査を行います。網膜や周辺を確認する為に眼底検査も行います。
細隙灯(さいげきとう)顕微鏡検査
眼科用の特殊な顕微鏡を使った検査です。細い隙間から焦点を絞った光を当てて、水晶体の様子を観察します。
角膜内皮細胞検査
角膜の透明度を保っている内皮細胞を検査し、濁っていたり減少していないか確認します。また、手術が行える状態かを確認します。
眼軸長(がんじくちょう)検査
角膜から網膜までの長さである眼軸長を調べます。近視などの程度が分かるため、水晶体に置き換える眼内レンズの度数を調べられます。
光干渉断層計(OCT)
近赤外光を使って眼球を断層的に解析します。これによって、炎症が無いか、黄斑変性や緑内障などの疾患が確認できます。
また、異常発生した血管(新生血管)の有無についても確認できます。
白内障の治療方法
卵の白身は一度加熱したら白くなり、冷やしても白いまま戻ることはありません。同じように、一度白濁してしまった水晶体内のたんぱく質は、元に戻ることはありません。
その為、薬物治療によって進行を抑える方法と、水晶体と人工の眼内レンズを手術で入れ替える方法が主な治療法になります。
薬物療法
白濁があまり進行していない、視力に影響が出ていない初期であれば、薬物療法にて対処します。また、手術がすぐに行えない場合も薬物療法にて一時的に対応します。点眼薬と内服薬があり、白濁の進行を抑える働きのあるものを処方します。
但し、これで進行が止まらない場合は手術が必要となります。また、日常生活に影響があるレベルまで進行していた場合は、手術による治療となります。
白内障手術
病状が進行してしまい生活に支障が出ている場合は、手術を行います。
角膜を少し切開して白濁してしまった水晶体を取り出し、透明な眼内レンズと置き換えます。点眼麻酔や眼内への麻酔によって痛みはほとんどありません。実際の手術時間としては大体30分程度ですが、術前の問診や手術準備、術後の安静や説明などを含めると、総時間としては大体3時間程度掛かります。
当院では日帰り手術も可能ですが、手術翌日は経過観察として来院をお願いしています。また、入院での手術をご希望の場合は、提携病院をご紹介させていただいております。